年初に発生した令和6年能登半島地震で犠牲になられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。また、被災者の救済に尽力されている方々に深く敬意を表します。
MF-TOKYO
は、鍛圧機械(プレス・板金・フォーミング・自動化・周辺機器)の国際展示会として2009年に初開催しました。本展は、ドイツと並び世界で製造産業をけん引する日本の最先端の機械や技術を紹介し、わが国の鍛圧機械産業の発展を目的としています。
今春の各地のお花見での盛況ぶりを見ると、長らく続いたコロナ禍から漸く“日常”が戻ったと感慨深いものがあります。前回2023年は、感染症を恐れながらの開催でしたが、今回で8回目の開催を迎える本展も活況を呈するものと確信しております。
MF-TOKYO
2025では、カーボンニュートラル(CN)やSDGsに対する要請を『人と地球にやさしい技術』と捉え、前回に続きそのワードを包含した「人と地球にやさしい技術、持続可能な未来を築く」を副題としました。CNの実現に向けては各社が取り組まれていると推察します。しかしながら機械単体、また各社単独でのCNの実現は極めて難しく、材料の調達から加工・製造・物流・消費を経て、最終的にリサイクルや廃棄までの、いわゆるライフサイクルでCNの実現を目指すことが肝要ではないでしょうか。ご出展を検討いただく各位におかれましては、生産性向上や加工精度の追求はもとより、鍛圧機械がCNにどのように応えるかに取り組まれていることと思います。本展でその一端がアピールされるものと期待しております。
2年前にはEV化一色に染まるような世界の情勢でしたが、HV・PHVが選択肢の一つとして再び注目される流れをみるとその方向性は流動的と言えます。そうした変化に対して鍛圧機械産業は十分に対応できる“底力”があると思います。鍛圧機械・自動化装置・関連機器・加工技術・サービス技術が一堂に会する本展は、専門展示会ならではのプレス・板金・フォーミング加工技術に造詣の深い来場者様が多く訪れます。ぜひ優れた製品や技術をご出展いただき、本展示会を情報発信・商談の場としてご活用いただければと思います。関係各位のご参加を心よりお待ち申し上げます。
1日本から世界へ発信する塑性加工技術の専門展です
2専門展ならではの質の高い来場者を数多く動員し、多くの商談を創出する展示会です
3セミナー・講演会など最新の塑性加工技術情報を発信します